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沖縄付近を遊泳するジュゴン

沖縄付近を遊泳するジュゴン

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クジラやイルカと同じ海棲む哺乳動物の仲間に、人魚のモデルとも言われている「ジュゴン」という動物がいます。


ジュゴンは、日本でも世界でも絶滅危惧種


ジュゴンは元々繁殖力が弱く、3〜7年に一頭しか子を産みません。それに加えて各地で進む混獲(魚網にかかること)や餌場の破壊が個体数を激減させ、現在世界のジュゴンはIUCN(世界自然保護連合)により絶滅危急種(絶滅のおそれのある種)に指定されています。


日本のジュゴンは沖縄本島沿岸にのみ生息していると言われており、世界で最北端に生息するジュゴンとして、国の天然記念物に指定されています。個体数は「50頭以下」とされていますが、環境省による2002-2003の調査ではわずか12頭しか確認されず、今年8月には環境省により国の絶滅危惧種にもリストされました。



米軍基地建設により絶滅の危機にある日本のジュゴン

絶滅危惧種に指定されたにもかかわらず、ジュゴンを守る具体的な保護策は、まだ何もとられていません。それどころか日本で唯一の生息地の中心部に、日米政府は米軍基地の滑走路建設計画を進めているのです。浅い沿岸部に限られた餌場が埋め立てられれば、日本のジュゴンは絶滅してしまいます。

多くの海洋種を絶滅の危機にさらしてしまう滑走路建設ではなく、この地域を海の国立公園(海洋保護区)として指定し、ジュゴンを保護していくことが必要です。