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くじラブ・ワゴン/今週のくじラブ・ワゴン 第2話
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2007年2月1日
第2話「古式捕鯨の町を訪れて」
ユキとイヴァンが東京を飛び出し、クジラを知る旅が始まります!!
<クジラのお話:第2話>
日本の古式捕鯨の歴史
海に囲まれた日本列島では、縄文時代の遺跡などからクジラを利 用した形跡が見つかっています。このころは、湾内に迷い込んできたり、打ち上げられたりしたクジラを主に利用していたと見られています。< br>
地域は限られていますが、組織的にクジラを捕獲し始めたのは1500年代末から1600年代にかけてで、和歌山県の太地 や千葉県の房総半島などで、船で漕ぎ出しクジラを銛(もり)を投げて突きとったり、網をクジラに絡ませてとったりする「古式捕鯨」が行われていました。ク ジラの油は江戸などの都市で販売され、肉は地元で消費されていたそうです。この頃からクジラは海からの偉大な恵みとして大事に利用し、その恵みに感謝する という風習が捕鯨を行っていた町で広くみられるようになりました。
世界では、その頃どうだったの?
「捕鯨は日本固有の文化」と勘違いされがちです が、9世紀にはバイキングが、11世紀には現在のフランスやスペインに住んでいたバスク人がすでに捕鯨を行っており、クジラからとれる油を利用するだけで なく、その肉も食用とされていたようです。1565年には、塩漬けにされたクジラの舌がフランス王に贈られたという記録も残っています。< br>
そして、17世紀に入り大航海時代になると、イギリス、オランダ、デンマークなどがクジラの油を目当てとして捕鯨をはじ め、これが壮絶なクジラの乱獲の歴史へとつながります。
また、古くからアラスカやインドネシア、北海道などの世 界各地の沿岸地域で手漕ぎの船を用いた素朴な捕鯨が行われおり、それらのいくつかは現在も続いています。
<参考文献:「捕鯨I」 山下渉登 法政大学出版局>
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