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くじラブ・ワゴン/今週のくじラブ・ワゴン 第5話
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2007年2月22日
第5話「元捕鯨船砲手を訪ねて... Part1」
今回も引き続き四国を旅するユキさんとイヴァンさん。かつて捕鯨の町として知られた高知県室戸市へと向かいます。捕鯨が盛んだった1950年代、20年にわたり南極海で砲手として捕鯨に携わった長岡友久さんのもとを訪ねます。世界中がクジラを貴重な資源として追い求めていた乱獲の時代の記憶を語る長岡さん。さて、当時の様子を初めて耳にした2人の感想はいかに...。
<クジラのお話:第5話>
南極のクジラにとって最悪の時代
1940年代から1960年代の後半にかけては、南極のクジラにとって最悪の時代といえるでしょう。この時期、下のグラフのように、ノルウェー、英国、ソ連、日本が、地球上最大の動物シロナガスクジラの大きさに換算して毎年1万6千頭ものクジラを捕獲していたのです。地球の歴史の中で、それまでまったく手をつけられなかった南極の大型クジラがわずか20年足らずで絶滅の危機にさらされてしまうほど、このころの南極捕鯨は悲惨なものでした。
(捕鯨統計などからグリーンピース・ジャパンが作成)
日本の南極捕鯨のはじまり
多くの日本人が「捕鯨は日本の伝統だ」と言います。ところが、南極での捕鯨は1934年に始まったもので、日本の伝統とは一切関係ありません。それどころか、私たちが思っている伝統的な捕鯨像とはかけ離れたもので、自然環境を犠牲にしながら「発展」ばかりを叫んだ高度成長時代の産業の一つだったのです。
南極捕鯨はノルウェーから輸入した捕鯨技術を使い、砲手もノルウェー人という輸入技術で始まりました。目的は、戦争のための外貨を稼ぐためにクジラの油をとりたかったからというもので、クジラの肉はすべて欧米諸国と同様に廃棄していました。「クジラの肉はすべて利用していた」というのもこのころの南極捕鯨には当てはまりません。
戦後の食糧難の時代には、油を目的としていた捕鯨が肉を主目的としたものに変わり、他の諸国が捕鯨から手を引いていくにつれて、日本は南極海での産業的な捕鯨を拡大していきます。
南極捕鯨で日本を含めた諸外国が「発展」という名の下にクジラを大量に捕獲し南極環境を破壊してしまったのです。
<その他のストーリー>
くじラブ・ワゴン 予告編
くじラブ・ワゴン第1話
くじラブ・ワゴン第2話
くじラブ・ワゴン第3話
くじラブ・ワゴン第4話
くじラブ・ワゴン第5話
くじラブ・ワゴン第6話
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くじラブ・ワゴン第8話
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