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第10話「座間味でクジラに逢った!」
先週に引き続き座間味のホエールウォッチング協会からストリーは始まります。さらに座間味とクジラのつながりを勉強した後、待ちに待ったホエールウォッチングの船に乗り込むユキさんとイヴァンさん。初めて本物のクジラに会えると心を高鳴らせる2人の前にクジラは現れるのでしょうか?
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渋谷から始まった2人の旅。日本中のクジラと関わってきた町を訪れ、多くの人たちと出会い、様々なことを学びました。そして、もっとクジラのことを知りたいと思う2人の旅は、まだ始まったばかりです...。
今週をもちまして“くじラブ・ワゴン”は終了いたします。真実の愛を見つける10週間限定の旅をお楽しみいただきましたでしょうか。エスペランサ号のオープンボートのイベントには、この旅のリポーターとして活躍してくれたユキさんとイヴァンさんも参加して盛り上げてくれます!くじラブ・ワゴンの旅は終わっても、ウェブページはずっとご観覧できますので、いつもでチェックしてくださいね!
第2弾キャンペーンは4月下旬スタート予定です!おたのしみに!!
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<クジラのお話:第10話>
商業取引を含む捕鯨の難しさ
お金を投資して行う産業的な捕鯨は、コストがかかる分、どうしてもクジラの捕獲数を「肉の需要」や「利益」という観点から考えてしまわざるを得ません。
たとえば、現在行われている南極の捕鯨には多額のお金がかかりますが、そのコストはクジラ肉の販売売り上げでまかなわれています。捕鯨船3隻、巨大な捕鯨母船1隻、そして補給船1隻というコストに加えて、数百名の乗組員の人件費と南極までの燃料費がかかり、さらに新しい船を建造すれば数十年という単位で借金をすることになるものをクジラ肉の販売でまかなわなければいけないのです。
あなたが経営者であれば、利益をあげ自分の会社を継続させることを考えるでしょう。これが商業捕鯨です。
動物の種によって、その生息地、生息数、個体数の増え方、捕獲方法などは違います。ある種の野生動物は商業的な取引にも耐えられ、持続可能に管理することもできるでしょう。
しかし、クジラ類は、海洋という非常に生息数の把握が難しい場所に生息し、すでに地球環境の悪化という外部影響も多大に受け、子孫の残し方が非常に遅い哺乳類であり、捕獲にも多額のコストがかかるという悪条件がそろっている代表的な種です。
さらに、つい最近まで、誰もが認める乱獲が続き、商業取引を目的とした捕鯨を管理することに失敗した経験を持ちます。
現在の南極での捕鯨も同じです。「調査捕鯨」と言う名前を使っていますが、結局はクジラ肉の販売にその存続を頼る商業捕鯨です。たとえば、本当は調査には50頭のクジラを獲る必要があるだけだったしても、あれだけの船と人員を使うわけですから、50頭のクジラを獲って帰ったところで次の年の資金をまかなうことはできません。そうなると、結局、コストをまかなえるだけのクジラを捕獲する必要がでてきてしまうわけです。
これが、「調査」という言葉を使いながらその捕獲数を年々増加させ、絶滅危惧種を含む約1000頭に及ぶクジラを捕獲することになってしまったことにもつながっているでしょう。
商業的な取引を含む捕鯨は、持続可能にすることが非常に難しいのです。
日本は、このような商業捕鯨の再開に労力とお金を使うのではなく、まず沿岸の漁業の回復を積極的に進めることが大事です。漁業資源の管理と回復、持続可能な漁業の推進、沿岸の海洋汚染の軽減、漁業者の育成などに力を入れることこそが、日本の伝統的な食文化をまもり、未来世代の食料の確保にもつながるのではないでしょうか?
グリーンピースのクジラ類保護の考え方
グリーンピースは海洋生態系の回復と維持を目的に海洋問題の解決策を求めて活動しています。特にその海洋生態系ピラミッドの頂点にたつクジラ類の保護は重要と考え、以下のような活動方針を持っています。
グリーンピースは海洋生態系の頂点であるクジラ類の個体群に悪影響を与える人為的な行為を問題視し、以下のような行為の中止を求めて活動しています。
1、 商業的な取引を含む捕鯨
2、 絶滅危惧、絶滅の恐れのある、もしくは個体数が激減した個体群からの捕獲や、個体群の状況が不明でその群からの捕獲が悪影響を及ぼす可能性があるような捕獲
3、 漁業や養殖業をまもるという名目(害獣除去目的)でのクジラの捕獲
4、 クジラの生息海域や個体群に悪影響を与えるような人為的な行為(開発など)
そして、クジラの混獲を引き起こすような漁業方法の改善や見直しを推進しています。
<その他のストーリー>
くじラブ・ワゴン 予告編
くじラブ・ワゴン第1話
くじラブ・ワゴン第2話
くじラブ・ワゴン第3話
くじラブ・ワゴン第4話
くじラブ・ワゴン第5話
くじラブ・ワゴン第6話
くじラブ・ワゴン第7話
くじラブ・ワゴン第8話
くじラブ・ワゴン第9話
くじラブ・ワゴン第10話
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